9月4日、文春オンラインにて、「乃木坂の公式ライバル」について報道がありました。
「今度は“乃木坂”の公式ライバル」AKBの産みの親・秋元康(64)が“国民的アイドルグループ”をまたプロデュース! 企画・立案・調整はエイベックスのなぜ?#文春オンラインhttps://t.co/qFNJMxJfTv
— 文春オンライン (@bunshun_online) September 4, 2022
どうやら秋元康がエイベックスと組み、乃木坂46の公式ライバルをプロデュースするということらしいです。
秋元康が述べている訳でもエイベックスが公表している訳でもないので、まだ噂に過ぎませんが、大手メディアの文春からの報道なので信ぴょう性はかなり高いと考えて良いでしょう。
ということで、今回はアイドルオタクの筆者が乃木坂の公式ライバルについて考えていきます。
なぜこのタイミングで公式ライバル?
現在、乃木坂46は1・2期生が卒業&5期生が加入し、世代交代が行われている最中です。
このタイミングで公式ライバルをプロデュースするということで、ファンからは「乃木坂を捨てた」「乃木坂にもっと力を入れろ」といった声が挙げられています。
ですが、個人的には、秋元康は乃木坂を更に盛り上げるために公式ライバルを作ろとしているのではないかと考えています。
AKBの公式ライバルとして乃木坂46を生み出した秋元康ですから、「対立関係にあるアイドルグループがあると面白い」という考えがあるのでしょう。
なので、公式ライバルの設立は秋元康が乃木坂(もちろん新グループも一緒に)を盛り上げることを目的としており、乃木坂ファンはあまり悲観的にみることはないです。
お金目的ではない
秋元康は既に巨万の富を得ています。
既に秋元康は5000曲ほど作詞しており、それらの曲が使われるたびに印税が入ってくる状態。
噂では毎年何十億円もの納税をしているらしいです。
もちろん作詞者としての収入以外の収入も潤沢にあるでしょうし、秋元康は高齢でこれから何十年も生きるとは考えづらいので、そこまでお金を欲しいとは思ってはいないでしょう。
誰でも何十億円も貯金があるのに64歳でまだお金が欲しいとは思わないはずです。余生は楽しみたいと思うはずです。
そんな中でまた新しいアイドルグループをプロデュースするのであれば、アイドルプロデュースは秋元康にとっての楽しいことであり、お金目的でしていることではないと思われます。
どんなグループになる?
今まで秋元康がプロデュースしてきたアイドルは大人数の正統派アイドルグループが多いですから、ここら辺で方向転換してグッとアーティスト性の高さに寄せたグループだと面白いですね。
つい最近、乃木坂は「乃木坂らしさ」という抽象的な概念が徐々に乃木坂から失われていることに対して、ファンから批判されまくっています。
なので、秋元康からのファンのそういった批判への一種の主張として、いわゆる「乃木坂らしさ」の真逆をいくアイドルグループにしてくるかもしれません。
一番影響を受けるのは他の坂道グループ?
乃木坂の公式ライバルが生まれると最も影響を受けそうなのは、櫻坂46・日向坂46です。
これらのグループは今まで乃木坂の一つ下の人気のグループといった立ち位置で活動しており、ファンはいつの日か乃木坂を超えてくれることを信じていることでしょう。
実際、3つの坂道グループはそれぞれが切磋琢磨し合い、乃木坂は抜かされないように、櫻坂・日向坂は乃木坂を超えるようにそれぞれ良い影響を与えながら成長していたように思えます。
そんな中、乃木坂の公式ライバルが生まれると、櫻坂・日向坂の成長のモチベーションが少し薄れることが危惧されます。
今まで乃木坂を超えるべき壁として見てきたグループを差し置いて「公式ライバル」がいきなり用意されるわけですからね。
乃木坂の「公式ライバル」が総合的に見て坂道グループにどんな影響をもたらすのか、気になるところです。